2024/02/21 17:20

みなさまこんにちは。
aicaの松山あいです。
次回期間限定出店のお知らせです!

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2月28日(水)-3月5日(火)
丸善丸の内本店 4F (時計売り場前)
10:00-20:00(最終日は17時閉場)
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なにをかくそう(?)わたくしは東京に住んでいますが、東京での出店がなんと昨年の8月ぶりです。関東の皆様お久しぶりです!
丸善4F、みなさまもう来ていただいた事ありますか?
本屋さんなのですが、独特の落ち着きと時間の流れがあってとても見ていただきやすい売り場なんですよ。是非覗きに来てくださいね!本も買えます。(当たりまえ・・・)
作家本人は昼ご飯タイムに席をはずす以外はずっと居ります。
写真のボルダーオパールは入荷したての作り立てのピカピカでございます。
マルチカラーっぷりが素晴らしいですね・・・母岩の茶色のアシストがとても良いですね・・・・・やはりワイルドと美の融合のビジュアルってたまらないデス。

わたくしと石達一同、心よりお待ちしております♡

aica 松山あい



✼••┈┈┈┈••イベント告知ブログ恒例のおまけ小話••┈┈┈┈••✼

昨年10月から毎月、関西方面へ主張へ行っていて本当にバタバタしてました。
1月半ばの大阪での阪急うめだのイベントでひとまず連続出張を終え、全然UP出来ていなかったWEB SHOPに久々に出品したり、後回しになっていた暮らしのイロイロをかたづけたり次のイベントの新作を作ったりと過ごしていますが、気になる映画があって。ミニシアターで短期間しかやっていなさそうだしストリーミングに出てくる頃には忘れそうなので(笑)見に行ってきました。


っていう脱北ドキュメンタリーの映画なんですけど、ご存じでしょうか?

私、何故か小学生ぐらいの時から第2次世界大戦の話とか極東の近現代史がなんとなく好きで、時々思い出したように興味が再燃する事があります。

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【以下映画ネタバレ含むけどレビューってほどでもない。】

脱北一家が、ものっっっすごい距離(飛行機で行くような。ジャングルも含む)を陸路で逃げてなんとか成功する映像と、その1年後ぐらいの映像も撮影されている。
また、「脱北成功しない人」の方のエピソードも、ある。

この1年後の成功一家、何事もなかったように、いい意味で「ヘラヘラ」笑いながら冗談を言ったりしているんですね。あんな極限状態に陥った経験が直近にあるのに。
もちろんそんな瞬間はほんのいっときの事かもしれず大変な状況だろうけど、それは「人間として自然な平安さ」を感じる映像だった。
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人間が安全だと感じている状態って、この「ヘラヘラ」がバロメーターなのかな。
全人類の「平安な状態」は根本的にはみな同じ。なんかしょうもない事で笑っていてほんのり利己的。
これ、なんとなく以前から思っている事です。
そして私はほぼすべての時にヘラヘラして過ごしています。本当にありがたいことです。

などと思ってパンフレットを読んでいたら、日本の映画監督さんのレビューで北朝鮮へ訪問した時のエピソードが載っていた。
市場のおばちゃんに「あなたに合うサイズの人民服はこの国にはないよ」と言われて(栄養状態が悪いので北朝鮮の人々は小さく痩せているそう)思わず「金正恩がいるじゃないか」とつぶやいたらそれも通訳されちゃって「ヤバイ捕まるかも」と思った。けど、おばちゃんも周りの人も腹を抱えて笑い出した。と。
あと、「いちご白書」のフレーズが引用されていて「共産主義者はなにをするか知っているか?彼らは恋をし、時には子供をつくる。神に誓ってもいい」
だそうです。

ようは、↑で私がぼんやりふんわり思っていた事がこの監督さんのレビューにめちゃくちゃわかりやすく体験と確信をもって説明されていたという事です(笑)

洗脳されている人にもその状態なりの平安があり、笑うし、営む。
我々だって民主主義とか資本主義がマトモだって洗脳されているだけかもしれないもんね。

自分トコの周辺のなるべく多くの人が「平安な状態」になる、”その為”に。
土地が欲しかったり石油が欲しかったり不凍港が欲しかったりしてドンパチやり続けている世界の歴史。
世界全員が同時に平安になる事はとうていできそうにないという。
いつかどうにかなる日は来るのだろうか。

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あとこの「欧米目線で撮った脱北の真実!衝撃的な映像!」を見て思った事がある。
「かの国と日本って・・・・・近いんだなぁ・・・・・」(いや激近)
まぁ、自分がアジア史好きって事も多少あるだろうけど、かの国に関してはぼんやりとでも知識があるよね。我々には・・・。
さて、我々は、これからも永遠に平安に過ごせるのだろうか。
この「ヘラヘラしていられるありがたい今日」を大切に過ごしてゆきたいと思うしだいです。